羅宮零の人事ファイル

名前: 羅宮^ラミヤ 零^レイ

セキュリティクリアランスレベル: 2

所属: 財団斥候部門　撮影班記録員

所在: 映像・画像記録保管処理室、またはサイト内の図書館、三葦一郎太撮影長の周り

基本業務: 報告書の映像・画像記録をバックアップまたは加工、処分、製作。
オブジェクトによる認識災害、並びに精神影響を時間経過で除去できます。または影響されません。
高い精神作用抵抗率（4.5）と健忘症を有しています。影響は自然に忘却されるため、記憶処理を施した事例はありません。

人物: 1999年11月18日生まれ、出自は【データ削除済】。身長151cm、体重42kg。
大雑把でフランクな性格の持ち主ですが、興味を持つ事柄や気に入ったものについては頑なです。
肝心なところで意図せぬ形で些細なミスを起こしてしまいがちです。

自持ちのペンと複数の液晶タブレットで業務外の時も常に記録をしています。
対象は財団の人事でもあり、低危険且つ友好的なオブジェクトでもあります。

渾名をつける癖があります。ex)鵺^ぬえ→よとり　等

職員コード

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パスワード

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認証

事件記録【編集済】-8
SCP-███-JP、201█年6月17日16:48。██区の市街地で大規模な収容違反が発生。
突然【編集済】中に出現した全裸死体により、大規模なパニック状態が起き、民間人の精神異常が幾何級数的に発症しました。
事件現場を通り過ぎていた、羅宮零(1█)氏はその場に立ち止まりました。暴露された様子はなく、正常な精神状態で私物のスケッチブックに現場を絵画していました。
財団はオブジェクトを再収容し、事態を収拾すると共に羅宮氏に短いインタビューを行いました。
オブジェクトが描かれた紙は回収されました。
7日間の観察結果、記憶処理は不要だと判断されます。

インタビュー記録

対象: 羅宮零氏
インタビュアー: 湯野研究員

<インタビュー開始>

湯野研究員: 少しは落ち着けましたか？
羅宮氏: ええ、いえまあ……特に何とも。
湯野研究員: それは何よりです。どうしてそこで絵を描いていたのか、答えてくれますか？
羅宮氏: えと、珍しい光景だと思って。大した理由はありませんの。
湯野研究員: え？それだけ？
羅宮氏: 別の理由でも要りましたでしょうか……。

追記: 身体検査の結果、身体の97.147%は人間の性質を有しており、残りの成分は不明です。
出自は人工授精であり、成長過程で混入されたと推測しています。精神作用抵抗値との関係はわかっていません。
本人は自身の肉体についてある程度わかっていて、気にする様子は全くありません。

目立つ身体の欠陥としては後天的白色症（推定）、右目の失明などがあります。
白色症に遺伝的の要素はなく、発症したのは201█年以降と推測できます。
右眼の失明については本人より「先天的な斜視」「幼児期の事故」と説明されました。
残り片方の目が正常に機能していることについて解明できたものはありません。

当時のトラウマとして先端恐怖症を持っています。対象には紙も含まれます。