図書館利用の注意事項


帝国図書館ご利用のお客様方にお知らせ致します。当館の司書長でございます。
数日前より本図書館のご利用に対し不便を訴えるお客様が増えております。
御迷惑をおかけしている事を改めてお詫び申し上げます。
またこの様な事態が生じた場合、皆様の安全の為に守って頂くべき注意事項を告知させて頂きます。
館長及び職員一同は当事態の収拾に励んでおります。
円滑な図書館利用と、お客様方の身の安全の為、下記する注意事項に順うようご協力をお願い申し上げます。
いつも当館をご利用頂き、誠に有難うございます。



壱。前時代的な服装の男性を目撃する
彼らは基本4人行動をとっております。
もし出会してしまったとしても、出来る限り無視して下さい。
慌てず、認識出来ていないフリをして下さい。自然にすれ違えば、何も起こりません。
しかし先に認識されてしまったり、彼らの側から立ち止り先に話を掛けられたのなら、適当にお話を交わして頂きます。まだこの段階なら大丈夫です。
会話の途中彼らは「時間」の話を振ってくると存じます。実際の現在時刻は構いませんので、必ず「今は午前4時59分」とお答え下さい。
彼らは急いで走って行き消えるでしょう。
勿論この際、お客様の安全は保証されますのでご安心下さい。


弐。金髪の男性を目撃する
女性のお客様向けの注意事項となります。
こちらは単独行動を好む金髪の男性となる故、壱の4人組の中に金髪の男性が混じっていても本項目とは関係ありませんので御注意ください。
彼は相手が誰だろうと先に話を掛けてきます。この際彼を無視してはいけません。
短い挨拶の場合そのまま返して頂くと彼は満足し消えるでしょう。
しかし長いお話の上、お客様に対し好意を表す場合もまたございます。
必ず、丁重に断って下さい。
嘘を吐いても構いません。何がなんでもと執着的な態度を見せるかも知れません。
その場合「赤い眼の人に怒られる」とだけ、言って下さい。


参。周りの景色ががらっと変わってしまう
大変危険ですので、その場にまだ動くものがいないうちに隠れて下さい。物陰でも建物の中でも構いません。
人の形をしない「動くもの」には決して近付かないで下さい。
それを知ろうとしてはいけません。その際のお客様の安全は保証しかねます。
壱の項目と思わしき男性組が現れた時、彼らに助けを求めましょう。彼らは「その為」に存在します。
当状況ではお客様の知識、常識や概念がほとんど通用しません。
お客様自身の身の安全の為無謀な行動はお控え下さい。
また、彼らが「住民」と勘違いしないように、「外に出たい」ではなく「図書館に戻りたい」などのお言葉で返事をお願い致します。
無事に戻れた際は彼らに一言お礼を伝えて下さい。まだ「ヒト」である彼らならきっと喜ぶと存じます。
最重要事項ですが、あまり長居はしないようお願い申し上げます。
タイムリミットなどの仔細や解決策は今現在職員たちが捜しております。
長居しすぎて戻れなくなると現時点では救けられる術がございません。ご了承願います。


肆。館内の誰も居ない場所
当館が大変広いことは事実ですが、どんな事態にも素早く対応できるように、適切な範囲ごとに人員を配置しております。よって「誰もいない場所」は存在しませんし、ありえません。
直ちに来た道を戻って下さいその先は大変危険です!
そして無事に戻れましたら、すぐに司書などの係員をお呼び下さい。


伍。蜒輔?縺セ縺?
豸医∴縺溘¥縺ェ縺?シ∵カ医∴繧九o縺代↓縺ッ縺?°縺ェ縺?s縺??√メ繧ッ繧キ繝ァ菴墓腐蜒輔↓縺薙s縺ェ縺薙→縺後?ょヵ縺?縺」縺ヲ譁?ュヲ縺梧舞縺医k縺ッ縺壹□縺」縺溘?縺ォ菴墓腐縺ゅ>縺、繧峨?縺ァ縺阪※蜒輔?鬧?岼縺ェ繧薙□縺?繧√↑繧薙□鬧?岼縺ェ繧薙□



陸。本の文字
本の文字が滲んでいたり、割れていたり、逆様になっていたり、読めないほどおかしくなっている場合、直ちに読むのを辞めて必ず近くの係員に持っていってください。
そしてなるべく具体的に伝えるよう、お願い申し上げます。
覚えてらっしゃる範囲で構いませんので、タイトルや作家名も教えて下さい。
当館にその様な破損蔵書は置けない規則となっております。
別途、本の文字が黒塗りになっている場合は、係員に「2745(ニーナナヨンゴ)」の四桁の数字を言って下さい。「黒塗り」を直接言ってはいけません。
数字の件で係員がお客様を追及する事はございません、当館のこの告知は全職員が熟知しております。


漆。危険な係員
事態に乗っ取りお客様を巻き込もうとする悪意もまたございます。注意深く、お願い申し上げます。
当館に真黒な眼をした職員はおりません
不具合が発生した時、お客様がお話しするであろう係員の眼の色を予め確認して下さい。
すぐお分かりになるはずです。
どんな手段を使ってでもその者から遠く離れ、なるべく人の多い場所にいて下さい。
そしてカウンターにいる銀髪の司書に、その旨を話して下さい。迅速に対応致します。
これでお客様は安全です。





以上となります。

注意事項は総計七つございます。一つでも抜けた場合は必ず係員に伝えるようお願い申し上げます。
あいつらは大事なモノから奪っていくので、ご協力有難うございました。



帝国図書館東京████支部館員一同




Unless otherwise stated, the content of this page is licensed under Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License